初めて自分で買ったベッド

今からもう10年程前、一人暮らしを始めるにあたって、初めて自分のお金でベッドを買いました。
ずっと広いベッドにあこがれがありました。
実家の自分の部屋はとても狭く、その部屋に作り置きのベッドがついていたので、そこで寝ていましたが、その作り置きのベッドは普通のシングルの幅より少し狭いものでした。ベッドというより、少し広い棚のような形で、少し分厚いマットレスと布団を敷いて寝ていました。
そういうベッドで毎日寝ていたので、一人暮らしを始める時には広いベッドを買って、そこでゆっくり寝てやるんだと決めていました。

大学を卒業して就職してから一人暮らしを始めた為、ベッドの夢はかなり具体化し、インテリア雑誌の切り抜きなど資料ばかりが多くなってしまいました。
一方で、仕事がかなり体力勝負の仕事であった為、実家の自分の部屋は帰って寝るだけの部屋となっていました。深夜に帰って、寝て、早朝から仕事の為に起きて出かける、休日は寝るだけで終わってしまう、そんな生活でした。
一人暮らしをする際には、とにかく寝床にだけはお金をかけよう。そういう気持ちが日々強くなりました。
その為、部屋を決める際にはどこにベッドを置くかをまず考えて、不動産屋をまわり、そして、部屋が決まった後には引越す前からベッドを探しに街をまわりました。
いろいろなインテリアショップをまわって、私はベッドを決めました。
本当は低いローベッドを買いたかったのですが、結局ベッドの下に収納のあるベッド 通販で購入しました。
私が住む部屋に、収納があまりなかったためです。妥協といえば妥協でしたが、ベッドのデザイン自体は気に入ったので、納得して購入を決めました。
サイズはずっとあこがれていたセミダブルで、マットレスも以前から決めていた東京ベッドのものを買いました。
ベッドは私のお気に入りの場所になって、自分の部屋にいるときにはだいたいベッドの上でゴロゴロしていた気がします。6畳くらいの部屋だったので、部屋の半分以上をベッドが占めていましたが、そんなところは全く気にしませんでいた。

購入したベッドは、当時の自分ではかなり高額のものだったので、私の部屋の中で、一番高い家具になってしまいました。
ちなみに二番目に高かったものは洗濯機で、夜寝ている間に洗濯ができるように、静かでしっかり乾くものを選んだところ、当時まだあまりなかったドラム式のものになってしまいました。洗濯機もかなり高かったのですが、それよりもベッドの方が高かったことに自分でも驚きました。それでもベッドの寝心地が本当によかったので、買ってよかったとずっと思っていました。
その後、2回引越しをし、新しいベッドを購入しました。新しいベッドは、以前からあこがれていた低いベッドを購入することができました。新しいベッドももちろん気に入っていますが、時々昔のベッドが懐かしくもなったりします。ベッド自体に思い出があったんだな、と思います。